第6回在宅介護連続講座「自宅でできる機能訓練~貯金より『貯筋』!?~」を行いました。
7月から実施している連続講座、第6回目の今回は、「自宅でできる機能訓練~貯金より『貯筋』!?~」と題し、当施設の機能訓練指導員(柔道整復師)による講座を開催いたしました。
個別機能訓練に取り組み、身体機能の向上を図ることは、トイレで
の排泄やご家族との外出、各種行事への積極的参加など、「多様な生活機能」の改善・向上に繋がり、さらにはご利用者の生活意欲の向上として現れます。当施設では、個々のご利用者ごとに、ご利用者の意向や目指したい状態を尊重しつつ、体幹筋力の強化や歩行訓練、拘縮の緩和など、その方にあった方法で、機能訓練指導員、介護職員、看護職員等多職種協働で個別機能訓練を実施し、自立支援に取り組んでおります。
今回は、自宅でできる機能訓練を意識し、筋活、骨活の実技を踏まえながらお話しさせていただきました。
機能訓練は、身体機能の維持向上が最終的な目的ではなく、生活機能の維持向上すなわち「生きている限り楽しく過ごすこと」につなげていくことが目的です。無理のない範囲で、意識的に自宅において実践していただけたらうれしいです。
今後も、当施設がこれまで培ってきた知識や技術を広く地域の皆様にお伝えしていくことは、重要な使命であると考え、地域に貢献して参りたいと思います。