令和元年度 第3回 在宅介護連続講座 「口腔リハビリと口腔体操~口腔ケアは全身の健康を保つ重要なポイントです~」を行いました。
- nagoyaka-takinomizu
- 2019年9月20日
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令和元年9月15日に、当施設の協力歯科医院である太子歯科医院様による講座を開催しました。
最初に、歯科衛生士の方から「口」の機能は咀嚼するだけでなく、味覚を感じ唾液をだしたり、発語・発音、くしゃみをするなど様々な機能があり、その機能を保つためには口の中の清潔を保ち、口のトレーニングが大切であること、具体的には「歯磨きのポイント」「嚥下体操(パタカラ体操)」「食事の姿勢」などについて、根拠から丁寧に説明してもらいました。さらに、歯の模型を使い「磨き方」を、また歯ブラシの種類や唾液の少ない人へは保湿剤があることなどを教えていただきました。
次に、歯科医師の先生からは、ちゃんと栄養が取れていないと生存率が下がるというお話や、「歯」だけでなく「頬」や「舌」も磨くと効果があるというお話や、口の中の保湿が大事であること、実際の口腔ケアについては映像を交えながらお話いただきました。
参加者のみなさんは大変熱心に耳を傾けていただき、受講後も歯ブラシの種類を見たり講師の先生方に質問されたりしていました。
当施設において、歯科医師の先生や歯科衛生士さんとの連携で口腔ケアを行うことで、誤嚥性肺炎の発生が数年前に比べて6割程度減っています。講座にご参加いただくことで、家庭での口腔ケアにお役に立てたら嬉しいです。

次回は、「自宅でできる感染症予防と服薬介助」を10月20日(日)午後2時から開催します。受講後に喫茶タイムもありますので、お誘いあわせの上、どうぞご参加ください。